2012年3月31日土曜日

駄目なアイデアも組み合わせですごいアイデアになる【書評】イノベーション・シンキング


  

最近の仕事の行き詰まり感から前回の記事を紹介しましたが、そのときに読んだ本がもう一冊あります。イノベーション・シンキングです。

仕事の上で行動することは大事だけど、新しい視点やアイデアも欲しいな~って思い、この本を読みました。

イノベーション・シンキング
イノベーション・シンキングポール・スローン

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-08-15
売り上げランキング : 23056


Amazonで詳しく見る by G-Tools



概要


水平思考とは、、ラテラルシンキング、イノベーションシンキングとも呼ばれ、よく論理的に考えるロジカルシンキングと対比されますが、

論理的段階を踏むより、問題に対する新しい見方を探す思考法

と、本書では定義されています。

本書では、この水平思考を身につけるための10のステップと、イノベーションのための組織づくりの2部構成になっています。

水平思考を身につける10のステップ


本書で紹介されいている10のステップは下記の通りです。

  1. 前提を疑う
  2. 探り出す質問をする
  3. 見方を変える
  4. 奇抜な組み合わせをしてみる
  5. アイデアを採用し、応用し、さらに改良する
  6. ルールを変える
  7. アイデアの量を増やす
  8. 試してみて、評価する
  9. 失敗を歓迎する
  10. チームを活用する

ちなみに、これを見ればざっくりは、わかるかな~という感じですが、2の探り出す質問をするというのは、
仕事を含めたすべての状況で、当たり前だと思っていることを質問することだ。
と書かれています。「なぜ、これをやるのか?」「この目的は何か?」「これは何を意味するのか?」を問い、その答えに注意深く耳を傾ける必要があるということです。

ついつい、日常の仕事に追われると、こういう視点って忘れてしまいます。ということで、この10のステップはいつでも目につくように、モレスキンの1ページ目に書いておきました!!


モレスキンの1ページ目には、知っておきたい、参考になった言葉を記録しています。

駄目なアイデアも利用できる


水平思考を身に付けるための7つ目のスキルで『アイデアの量を増やす』があります。アイデアは質より量、とにかくアイデアの数を出すことを進めています。そして、出したアイデアについては、
①よいもの、②だめなもの、そして、③面白いものに選別することだ。明らかによいアイデアもあれば、明らかにだめなアイデアもある。ただし、だめなアイデアと判断するときにも、それを応用したり、他のアイデアと組み合わせしたりして使うことはできないか問い続けよう。もう一つの「面白い」アイデアとは、見込みがあるが、厳しい課題が伴うもの。ここから絶好のアイデアが生まれることもあるので、これについてはよく考え、時間をおいて再度取り上げるようにする。
とあります。よいアイデアについては、8番目の試作を進めていきます。ここで、だめなアイデアや面白いアイデアについては、それで駄目ということで捨てるわけでなく、さらに改良や応用したり、また、組み合わせでよいアイデアになるのです。

正直、アイデアを出しても、よいものだけの検討で終わることが多いです。だめなアイデアと面白いアイデアって、検討や組み合わせもせず、そのままに放っておくことが多いです。意外にも眠っているアイデアの再検討が、問題解決に繋がるのかなとも感じました。

さいごに


本書の中で、アインシュタインの「想像は知識に勝る」という言葉が紹介されています。これは、知識には限界があり、想像力は世界を包み込むということです。

なんだか、この言葉を見たときに、想像と創造の違いについて気になりました。

想像とは、思い描くこと
創造とは、新しいものをつくりだすこと
はてなキーワードより。

そうかぁ。知識と知識を繋ぎ合わせて想像し、そして、新しいものを創造するのか。

と、妙に納得。

想像して創造するのですね。

ではでは~。


Twitterでgs215yamaをフォロー