2012年2月4日土曜日

10年後には英語が話せる『にわかエンジニア』が増えているかも?


  


先日、ちきりんさんの自分のアタマで考えようを読み終えました。

本の内容はちきりん流の「考えるための方法論」をまとめた内容となっています。

とくに、序章の『「知っている」と「考える」はまったく別モノ』については、今まで自分で考えていると思っていたことが、実はそれはただ知っていることを思い出しているだけか。。などと少し反省して読むことができました。

今日は書評ということではなく、本の内容を参考にして自分のアタマで考えたことを紹介したいと思います。

自分のアタマで考えよう
自分のアタマで考えようちきりん 良知高行

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考える対象となった内容

自分のアタマで考えようってことで、今回は、自分の職業に関連したこちらの記事について考えてみました。

日本の技術者の意識、20代とそれ以外で解離---メイテック1000人調査

※全文閲覧はTech-On!に登録必要です。

また、この記事の詳細な結果はこちらです。

第一回『国内エンジニア1,000人のキャリア調査』を実施


データはトコトン追い詰める

まず、「日本の技術者の意識、20代とそれ以外で解離---メイテック1000人調査」の記事見出しが
技術者派遣のメイテックは、日本国内で働く技術者を対象に技術者としてのキャリアや日本の将来に関する意識調査を実施し、1000人から回答を得た。その結果、技術者として就職した理由や日本の技術力に対する考え方が、20代とそれ以外の年代では異なる傾向にあることが分かった。
です。これ見て、まず、それって本当??って速攻思いました。そして、自分のアタマで考えようの中でも、
権威ある報道機関の情報でも「本当なのか」と疑う気持ちと、実際にそのデータを追い求めて深堀りしてみることが、自分の頭で考えるときには必須であるということでしょう。
とあります。ということで、記事の内容だけではなく、実際のソースの第一回『国内エンジニア1,000人のキャリア調査』を実施についてみることにしました。

まずは、記事内容の中で、20代とそれ以外の年代との比較をしていますので、調査数を見てみます。


年代別の調査数を見てみると、20代だけが54人と母数が少ない、また、業種別でみると、情報処理、ソフトウェア開発・運用が289人と3割近いっていうの印象的です。

技術者の仕事に就いた理由について、日本の技術者の意識、20代とそれ以外で解離---メイテック1000人調査の中で、20代の回答では、「モノ造りが好きだったから」の回答が19.0%と少ないと他の年代と比較していますが、上記のように、20代のアンケート数が54人で、情報処理系の業種が3割近いなら、実際に「モノ造り」を経験している人って少ないのかな?という印象です。

全体的な調査結果は信用できるかもしれませんが、20代の調査結果については母数が少ないので、少し疑問が残ます。

記事の内容について批判しているわけではありませんが、少しでも内容を疑い、情報、データを確認することが、考えるきっかけになるのだ!と実感です。


「なぜ?」、「だからなんなの?」と問うこと

ちきりんさんは本の中で、数字の情報を見たら、なぜ?、だからなんなの?とまず考えると書いてます。「なぜ?」は数字の背景、「だからなんなの?」はこれからどうなる?、対策として何をするかを考えることです。

そこで、今後身に付けたいスキルについてデータを見てみたいと思います。※TOP30までありますが、ここではTOP15までの抜粋です。


まず、2位までが英語、語学系、そしてそれ以下はプレゼン、コミュニケーション、リーダーシップなどの一般的なビジネススキルといったとこでしょうか。逆に技術力や専門知識が14、15位と低いってのが意外です。

また、「日本の技術力に対する考え」の結果も見てみると、


日本の将来はモノ作りにかかっている、日本の技術力は世界一だ、と、『技術力』については自信をもっていることがわかります。まぁ、エンジニアなら当然、こう答えますか(笑)

今後身に付けたいスキルと日本の技術力に対する考えを考慮すると、「技術力はあるから、今はグローバル化に備えて語学や英語を勉強しよう」という思いが伺えます。

今までならここで、思考停止していましたが、次は「だからなんなの?」の部分、こういうデータから、 これからどうなる?、対策として何をする?を考えてみます。

まず、これからどうなる部分ってことで、当然、エンジニアでも英語や語学を勉強する人が増えるし、会社からも英語を勉強しろと口うるさく言われている人達もいますよね。しかし、専門知識や技術については英語に影を潜めて言われなくなり、今後身に付けたいスキルの中でも下位であるため、勉強もおろそかになるかもしれません。グローバル化への対応はとれますが、日本が特化している技術力が衰退するかもしれないという予測もできます。

だから、英語が話せるけど、専門や技術的なことがあまりわからない「にわかエンジニア」が増えるかもしれません。

そして、さらに対策として何をする?です。例えば、専門的な知識や技術の習得にはどうしても時間がかかりますので、入社10年間は海外勤務をさせずに日本でしっかり勉強する時間を設けることがいいと考えます。また、その間はできれば外国人と交流ができるように、企業としては外人を雇用して若いエンジニアと一緒に仕事をさせることもできればいいかと思います。

ま、この辺は理想論です。ここで重要なのは、このアイデアが実現可能、不可能はどちらでもよく、独自の視点で物事を考えることできるようになるってことです。


さいごに

自分のアタマで考えようの中で、「データはトコトン追い詰める」、「なぜ?、だからなんなの?」を少し実践してみました。考えるというのは時間もかかるし、面倒だけど、自分のアタマで考え出した意見っていうのが、他人との違いです。このブログでもエンジニアとしての独自の意見を発信していけるように考えつづけようと思います。

考えることについてはこちらもお勧めですよ~

検索は、するな。
検索は、するな。安田 佳生

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今回利用したマインドマップ




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