2011年11月14日月曜日

プロフェッショナルの条件を読んで


  

先日、ようやくドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読み終えました。


プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))P・F. ドラッカー Peter F. Drucker

ダイヤモンド社 2000-07
売り上げランキング : 556


Amazonで詳しく見る by G-Tools

最近、登山やアプリネタばっかりでしたが、
今日はプロフェッショナルの条件の中の知識労働者、成長、成果についての感想を少し書いてみようと思います。


1.知識労働者なるもの

この本を読んで外せないキーワード、「知識労働者」

知識労働者は専門家であり、私も電子部品の設計開発していますので、一種の知識労働者になります。

この本の中で、ドラッカーは、
知識労働者が生みだすものは、知識、アイデア、情報、コンセプトである
であると言っています。

私はプラスして、この知識、アイデアを実行する行動力も必要かと思います。

以前にも、No Implementation, No Creativity:実行なくして創造なしで少し紹介しましたが、
アイデアを実行することって難しいし、面倒くさい、そして勇気もいる。

そうはいっても、有効であるアイデア、知識、情報、コンセプトであるかどうかは行動で証明しなければならないと思います。

仕事の中でも、アイデアを出して、実験、検証の連続です。

知識やアイデアを行動に移して、有効であるかどうかを証明するまでが知識労働者なるものなのかなと思います。

また、
知識労働者の生産性を上げるためには、「目的は何か」を問うことが重要
であるとも書いています。

先日、品質関係の研究会のレッスンの中でも、実験する前の目的や課題をよく考えることが重要だという話題になりました。

自分たちの本当の課題を再定義して、やること、やらないことをはっきりすることが重要だと。

目的をしっかり問い、アイデアを出して、実行する。このプロセスがやっぱり重要。


知識労働者についてはダイヤモンドオンラインの下記リンクも参考になります。

知識労働者に対して自己実現の機会を与えてこそ 組織は忠誠を獲得できる|3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言|ダイヤモンド・オンライン
知識労働者は専門家である。ということは、限定された分野ではあるかもしれないが、自らの世界については上司よりも詳しいことを意味する。彼らはいかに地位が低くとも、自らの専門分野については雇用主よりも優位に ...



2.成果をあげるために

成長と自己変革を続け成果をあげるため、ドラッカーは6つの簡単なことを実行すればよいと書いてます。

目標とビジョンをもって行動する
仕事において真摯さを重視し、誇りを持ち、完全を求める
継続学習する
自らの仕事ぶりを評価する
行動を記録する
新しい仕事が要求するものについて徹底的に考える

最後の「新しい仕事が要求するものについて徹底的に考える」とありますが、正直言って、自分では徹底的に考えていないです。

「目的は何か」と共通する部分があると思いますが、知識労働者は、目的は何か、そして、この仕事の要求するものは何かを問い、行動に移すことが重要なのかなと感じます。

また、上の中で、今、自分がでできていることが何かを考えると、継続学習や行動を記録する、自らの仕事ぶりを評価するってところです。

継続学習は読書、行動の記録はスマフォなどのデジタルツールを利用して、仕事ぶりを評価するのは、半年に1度、会社で成果をフィードバックしています。

毎日、仕事はがんばっていても、自分の仕事ぶりをフィードバックしてみると、思いのほか、成果ってあがっていないと痛感します。仕事のやり方を見直すいい機会になります。


3.成長するために

ドラッカーは成長のプロセスを維持する3つの強力な方法として、
教えること
移ること
現場に出ること
をあげています。

仲間に教えることで自分も学ぶこともでき、別の組織で働くことで新たな選択の道が開かれ、現場にでて学ぶ。

組織を移ることはすぐにできることではありませんが、教えること、現場にでることは誰にでもすぐにできることです。

特に「教えること」とっていうのは、人に伝えることでもあり、こういったブログで書評することも人に教えて、伝えるってことに繋がっていて、いい練習にもなっていると感じます。

ドラッカーは最後にこの本の中で「何によって憶えられたいか」を自分自身に問うことが自らの成長を促す問いだとも書いています。

自分自身の今やっていることを見つめなおす、いい質問です。

4.最後に

知識労働者は組織よりも長生きするために、第2の人生のための新しいキャリア、アイデンティティ、環境を設計しておかなくてはならないと書いています。.この第2の人生を考えるために、過去、そして、今の自分をみつめるヒントになる本が有りますので、こちらも合わせて読んでみると参考になります。


パーソナル・マーケティング
パーソナル・マーケティング本田 直之

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-11-19
売り上げランキング : 4838


Amazonで詳しく見る by G-Tools



Twitterでgs215yamaをフォロー