2011年9月22日木曜日

No Implementation, No Creativity:実行なくして創造なし


  


以前、ドラッカーのマネジメントを読んで、イノベーションとマーケティングの重要性を読み解きました。

どちらかというと、開発職ってことでイノベーションを起こすためのクリエイティブな内容の業務が多いです。そいういうわけで、アイデア発想なんかの本も読んでいます。

アイデア発想法だけでもいろいろあります。

アイデア発想法 - アイデアツール【アイデア発想法、発想用ツール】
アイデア発想法を簡単にまとめて紹介しています。
一覧で見れるのですげー参考になります。

新しいアイデアを出すのも必要ですが、そのアイデアを「実行する」っていうことが一番重要です。

「No Implementation, No Creativity.」:実行なくして創造なし

今日は、このメッセージがコンセプトの本の内容を少し紹介します。

アイデアのつくり方を「仕組み化」する
アイデアのつくり方を「仕組み化」するポール・バーチ ブライアン・クレッグ

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1.概要
この本のコンセプトはブログの表題の通り、「No Implementation, No Creativity.」。まずは、問題の定義から、アイデアの発想、そしてそれを実践する方法を下記のステップで紹介しています。

STEP1:探査

情報を収集し、状況を把握・評価する。的確な最終目的地を確認します。

STEP2:構築
最終目的地までのルートを構築するために、「トンネル」「ブリッジ」「バイパス」といったテクニックを利用してアイデアを発想します。

STEP3:確認
STEP2で構築した定めたルート、アイデアをさらに深堀して、チェックして実際に進めるルートを確認します。

STEP4:実行
ルートを確認したら実行です。取り組む課題の種類に対応したアプローチの仕方を紹介しています。

2.創造性を豊かにするために
STEP1~4までの具体的な内容はこの本を読んでもらうとして、本の中で、創造性を妨げるものについても書かれていて、ものすごい共感を得るものがありました。


  • ルールを破る
  • 自分のパターンから抜け出す
  • 左脳
  • 固定概念
  • 既にある経験や知識
  • 真面目さ


なんか、もうこの言葉を見ただけで、そうですよね!と納得がいきます。

特に印象的だったのは左脳。左脳ってのは言語や数字を扱い論理的思考で、右脳はイメージや色を扱います。結局のところ、創造性にはどちらも必要と書いてますが、左脳はすでに人間は教育の中で鍛えられて、うまく利用しているので、右脳をより利用して創造していくことがポイントとなります。

3.言葉使いが面白い
この本の特徴は当然、問題点の定義から、アイデアの実行ということがコンセプトなのですが、上記で紹介したように比喩、言葉の使い方が面白いです。例えば、STEP1の問題点の把握のところをわざわざ探査っていう言葉を用いたり、また、STEP4の取り組み課題に対するアプローチの方法を、鉄道、高速道路、田舎道、運河っていう表現で書いてみたりと。

すげ~言葉使いが面白くて、イメージも沸きやすいってのが、この本の魅力の1つです。

おわりに
本の中で、ランダム写真から発想を広げるという内容もありました。私のちょっとしたアイデアとして、Google画像検索なんかを利用して発想を広げるというのもいいのかなと思います。以前に、仕事の中で、新製品の信頼性をあげたいと考えたときにGoogle画像検索に「信頼性」っていうキーワードを入れて発想を広げたことがあります。まぁ、実行なくして創造なしですから、時間があったら、実行してみてはいかがでしょうか。


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