2011年3月29日火曜日

頭がよくなる 知的生産の技術


  

前回、Evernote「超」知的生産術について紹介しましたが、
積読の中に「頭がよくなる知的生産の技術」がありました。
そこで、知的生産つながりということで、この本の紹介をします。
一般的に、企業の中では、ムダを排除して効率を上げていくことが当たり前ですが、
この本では、

1.遠回り発想法
2.失敗
3.ムダと考えられるコミュニケーション

などを利用して、価値のある知的生産物を「ムダ」の中から作り出すための技術を書いています。

この3つの点について少し内容を紹介します。

1.遠回り発想法について
新しい発明や発見は、時代の最先端の先に新たな発見があるのではなく少し戻ったところにそのヒントが隠れています。

2.失敗について
失敗から得られた製品の中には、トランジスタ、ペニシリン、ポストイットなどあります。
失敗の経験のないものは、一見すると効率が良いが、非常にもろく、不安定な状態にあります。
要するに必要なときに必要な失敗をすることは重要です。

3.ムダと考えられるコミュニケーション
1人でできることを即席ミーティングでみんなを巻き込んで行うことで、物事が早くすすむようになります。

このように、ムダの中にも大切なものがり、それをうまく利用して、知的生産性を上げていこうということを書いています。

個人的な感想ですが、1の遠回り発想法については、TRIZでもカバーできると考えます。
TRIZも往来の特許をパターン化したものなので、
往来の考え方を利用するという点では似ているのかなと思います。

2の失敗については、この本の同志社大学の三木先生は研究者なので、
新しいものを創造することに着眼しているとおもいますので、失敗の重要性を説いているのだと思います。

しかし、技術を対象にした場合は、品質工学を当てはめて考えてみればよいのではと思います。
品質工学ではノイズを与えて評価するためにロバスト性が得られます。

こうやってみると、知的生産といっても、Evernote超知的生産術で紹介されていた
「知的生産の技術」とは内容が違い、奥が深いと感じました。

「知的生産とは」とGoogleで検索しても、ウィキペディアでの「知的生産」位でしか言葉の定義がでてきませんでした。

また、NPO法人の知的生産の技術研究会という研究会もあるようです。


知的生産、、これも奥が深く面白そうです。



今日の紹介した本と参考本







EVERNOTE「超」知的生産術EVERNOTE「超」知的生産術
著者:倉下忠憲
シーアンドアール研究所(2011-02-26)
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